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胃カメラ検査

当院の胃カメラ検査について
(即日・当日の胃カメラが可能です)

当院の胃カメラ検査の特徴
①事前来院不要、午前も午後も可能 (即日・当日の胃カメラ可能)
②徹底した鎮静剤による苦痛の除去(無痛胃カメラ)
③鎮静剤使用であればのど麻酔なしで可能
④AI技術による最新の検査設備
⑤胃ポリープ・十二指腸腺腫の日帰り手術も対応


①事前来院不要、午前も午後も可能 (即日・当日の胃カメラ可能)
胃カメラの予約のためだけに事前に診察にお時間をとってお越しいただく必要事前の血液検査などは基本的に不必要と考えています。胃カメラを希望される際は直接検査の予約をお取りいただき、検査当日に診察させていただきます。また当日の検査枠も予約がとれるようにしていますため、即日・当日の胃カメラの検査が可能です(※6時間の絶食が必要です)。検査枠も幅広く午前から午後まで取れるようにしていますため、みなさまの生活に合わせてご活用ください。
"受診当日に可能な胃カメラについて"

②徹底した鎮静剤の使用
検査中の鎮静剤の使用はご希望の方には徹底して楽で眠った状態での検査を提供したいと考えています。静脈麻酔の鎮静剤を用いて、モニターで全身状態を万全に管理した上で必ず患者様が眠ったことを確認してから検査を開始することを徹底しています。体は苦痛を感じていますが、眠っている状態での検査のため、実質完全に無痛の検査が可能となります。
"苦しくない内視鏡検査について"

③鎮静剤使用であればのど麻酔なしで可能
開業時より、鎮静剤使用の際はリスクの軽減・終了後即食事がとれることから、のど麻酔はなしで行ってきました。
実際やってみて、多くの方がのど麻酔が苦手とのことでご来院いただき、ご好評をいただいています。
鎮静剤なしの際は使用していますが、鎮静下ではなしでも検査に全く支障がないため、ご安心ください。

④AI技術による最新の検査設備
FUJIFILMのAI技術を導入しています。検査中に画像を解析し、がんの疑いがある部分をリアルタイムにAIが検出してくれる技術で、まさに検査医とAIの2人の目でダブルチェックしている状態となる最新の技術になります。見逃しをより少なくできるよう貢献できると考えています。

⑤胃ポリープ・十二指腸腺腫の日帰り手術も対応
胃ポリープはほとんどが良性で、胃底腺ポリープなどは切除が全く不要ですが、大きめの過形成ポリープやラズベリー型胃癌といった、ものによっては早期癌であったり出血のリスクがあり切除が必要なものも存在します。また十二指腸腺腫も診断は院長の専門分野で治療が必要なケースがあります。
これらに関しても日帰り治療が可能ですため、相談ください。しかし、大きすぎたりリスクが高いものは入院施設にご紹介します。
自費治療にはなりますが、早期がんの日帰りESDもリスク低いと判断したものに関しては可能です。
"当院の内視鏡治療について"

ブログ記事:ピロリ菌について生検結果の解釈について即日検査・胃カメラの流れについて

検査の流れ

検査当日の持ち物

検査当日は保険証や各種医療証やマイナンバーを忘れずにご持参ください。

1事前診察

問診胃カメラは基本的に事前に来院いただいての診察は不要で、WEB予約で直接予約をお取りいただけます。オンライン問診を活用いただくことでスムーズな診療が可能です。

検査を推奨する方
・症状がある方→のどの違和感、胸焼け、嚥下困難、胃痛、上腹部痛などの症状がある方。
・定期検査→ピロリ菌除菌後の方は1年ごとの検査をお勧めします。

2検査前日

消化に良いもの検査前日は、夕食は可能であれば消化の良いものにしてください(※必須ではありません)。お時間は特に指定はありませんが、なるべく遅くなり過ぎない方が望ましいです。また胃の外科手術歴のある方は特に食事が残りやすいので前日は20時頃に夕食を済ませてください。

3検査当日の朝

水分摂取検査当日は検査が終わるまでお食事を控えていただく必要があります。お茶や水などは問題ありませんので、摂取いただいて構いませんが、色のついた飲み物(コーヒー・コーラ等)は避けてください。
※午後検査の方や当日検査希望の方は検査の6時間前までは軽食なら可能です(パン・ヨーグルト・ゼリーなどを摂取いただき、野菜類・ご飯は胃に残りやすいのでお控えください。)。

※お薬は通常通りに服用してきてください。血圧の薬に関しては血圧が高いと検査が施行できなくなる可能性があるので必ず内服してきてください。糖尿病の薬やインスリンは低血糖になる可能性があるので当日は中止してください。
(※1型糖尿病の方は通常通りインスリンを投与してください)。抗血栓・抗凝固薬に関しては胃カメラであれば中止いただく必要は基本的にありませんのでそのまま服用ください。

4ご来院後~検査

内視鏡検査来院後は、まずはお着替えにご案内させていただきます。検査着は当院でご用意しているため、服装は特に気になさらずお越しください。お着替えにご案内後、順番になりましたら、検査室にご案内し、検査室内にて診察させていただき、同意書を取得させていただきます。

鎮静剤をご希望の方は静脈に留置針を留置させていただいた後、検査台で左側臥位になり、検査を開始します。
鎮静剤を使用すると短時間で眠った状態になり、睡眠を確認してから検査を始めます。

※鎮静を使用しない場合は、特に静脈確保は行わず、検査を開始します。鎮静を希望されない際は基本的になるべく細径内視鏡を使用し、経口・経鼻いずれも対応可能です。

5検査後

鎮静剤を使用しない場合、検査後に診察室に移動し、医師が検査結果を説明します。
一方、鎮静剤を使用した場合は、リカバリースペースで鎮静剤が抜けるまで休んでいただいた後、医師から説明をさせていただきます。
鎮静剤が抜けるまでには通常、15~30分程度の時間を要します。結果説明が終わった後、お会計を済ませたらご帰宅いただけます。
組織検査や、ポリープを切除した際は1-2週間後を目安にご来院いただくか、オンライン診療で結果説明をさせていただきます。
おおよそ来院後1時間程度ですべてが終了して、帰宅可能です。

鎮静剤をご希望の方へ

鎮静剤を使用した内視鏡検査時に鎮静剤の使用をご希望の方への注意点です。
鎮静剤を投与後、15-30分程度はリカバリールームで休息し、その後にご帰宅いただきます。
鎮静剤を投与された当日は、自転車、バイク、車の運転を避け、公共交通機関を利用するか、ご家族やお友達に送迎をお願いしてください。
鎮静剤の影響により、運転能力や注意力が低下している可能性があるため、自身の安全を守るためにも安全な交通手段を選択しましょう。
ご自身や周囲の安全のためにも、これらの指示に従っていただくようお願いいたします。

胃カメラの安全性と注意点

当院では、患者様の安全と正確な検査を最優先に考えておりますが、稀なケースでは以下のような事態が発生することもあります。これらの場合、保険診療に基づき検査・治療を行うため、患者様には費用をご負担いただくことがございます。患者様の理解とご協力をいただき、安全かつ確実な検査を提供できるよう努めております。

1.使用した薬剤による不快感やアナフィラキシーショック

使用した薬剤によって起こる不快感は、ほとんどが一時的なものですが、ごく稀にアナフィラキシーショックを起こし、血圧が下がり重症化することもあります。もし検査中に具合が悪くなったり、不快な症状を感じた場合は、迅速に医師やスタッフにお申し出ください。

2.穿孔、出血

胃カメラ検査自体で合併症を起こすことは非常にまれですが、喉を通過する際に穿孔を来したり(梨状窩穿孔)、組織検査や処置をした際に出血や穿孔を来すことが報告されています。出血や穿孔が生じた際は場合により緊急内視鏡や外科手術が必要になることがあります。検査後に吐血・黒色便・腹痛などが生じた際はご連絡ください。最善の対応をさせていただき、場合により入院施設にご紹介させていただきます。

胃カメラ検査の費用

  1割負担 3割負担
観察のみ 約1200円 約3500円
観察+組織検査(臓器数による) 約3000円 約10000円

胃ポリープ切除術(手術費)

約10000円 約30000円

胃カメラドック(自費) 20000円。上下セットは50000円。※海外在住の方など、保険証のない方は自費になります。

健診目的の血液検査は希望者は同時に可能ですが自費(10割負担)になります。

  • こちらの費用は検査のみの値段であり、診察料や薬剤費用は含まれていませんこれに加え、診察料(初診料・再診料)、鎮静剤ありの場合(3割負担で約700円)が別途かかります。
  • 急な体調の変化やご予定が入ったことなどで、当日検査が受けられない場合は、すぐに当院までご連絡をお願いします。
  • 不明点や不安なことなどございましたら、医師やスタッフまでお気軽にご相談ください。

検査で分かる疾患

上部消化管の疾患は初期症状が似ているため、軽いものと思って市販薬を内服して放置することがありますが、胃痛や胸焼けなどの症状は重大な疾患の初期症状として現れることもあります。胃カメラ検査は上部消化管の粘膜を詳細に観察し、疾患を正確に検査できます。食道がんや胃がんの早期発見、ピロリ菌の感染有無だけでなく、さまざまな疾患の発見・確定診断に有用です。
特に40歳を過ぎると生活習慣病や胃がんの発症率が高まるため、毎年の定期的な胃カメラ検査が推奨されます。早期発見・早期治療により、疾患の進行を防ぎ、健康な日々を送るためにも胃カメラ検査を受けることをおすすめします。

検査で見つかる主な疾患

  • 逆流性食道炎
  • ピロリ菌感染
  • 胃ポリープ
  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 胃がん
  • 食道裂肛ヘルニア
  • バレット食道
  • 食道がん
  • 十二指腸ポリープ
  • 十二指腸潰瘍
  • 十二指腸がん

など